最後に最近の「まさか」の出来事です。数年前に、夫の祖母が難病と診断されました。治療するための薬がなくて、せいぜい進行を遅らせる薬しかないということ。発病してからゆっくりと進行して、やがて寝たきりになるという病です。このことは義理の祖母も聞いていたので、自分の病についてはちゃんと把握されていたようです。自分の身内が突然難病になるというのもまさかです。そして先日、突然の危篤の知らせが届きました。これまた「まさか」です。1ヶ月ほど前にお会いしたときはさほど症状が進行しているとは思えなかったし。でも今思えば、やはり前と比べて体もほとんど動けなくなっていましたし、声も小さくて聞きとりにくいというのもありました。ただし、こんなに早く危篤の知らせを受け取るとは、本当に驚きました。どうも近くに住んでいる義理の弟たちは「ここ1週間くらいから体調が良くない」というのがわかっていたそうです。でもいきなりここまで来るとは思わなかったようです。危篤の日はいつもより寝るなと、付き添っていた娘さんが思っていてお医者さんに診察してもらったら「明日まで持たないかもしれません。家族を呼ぶように」と言われて、焦ったとか。そばにいた人がそこまでわからないとなると、少し話している私たちにはまったくわからなくて当然です。こういうことを経験していると、1日を無駄に過ごしているのはもったいないと思うようになりました。もちろん無駄に過ごすのもたまには必要でしょう。でも「まさか」があるかもしれません。。。